特許コラム
2011年6月23日 木曜日
国立文楽劇場
昨日は、仕事が終わった後、国立文楽劇場で文楽を見てきました。「社会人のための文楽入門」で、演目は「仮名手本忠臣蔵」のなかの早野勘平のくだり、2時間少しくらいです。
人生初の文楽でした。舞台物を見るのは元々好きですし、最近は自分のなかで「和物」への興味が高まっている時期だったので、それなりに期待をして見に行ったのですが、期待以上に面白かったです。
これに行くことになったきっかけは、友達に誘われたからで、あまり深く考えてのことではなかったのですが、行ってよかったと思いました。
文楽に限らず、「古典芸能」「芸術」という冠をつけられがちなものというのは、どうしても敷居が高いと思ってしまいがちですし、「高尚」で「退屈」と思って、なかなか足が向かないものです。
しかし、実際に見てみると、これがなかなか。思ったような壁の高いものではなくて、親しみやすかった、というのが正直な感想です。
文楽初体験の私が文楽について何を語るのか、という感もありますが、話も分かりやすいし、感情移入もしやすくて、人形の動きの細やかさも良かったです。退屈している間もなく、あっという間に終わった、という感じでした。
とりあえず、また気が向いたら行ってみよう、と思うくらいに面白かったです。
どんなことでも「やってみる」ことをせずに、何となく雰囲気だけで「こんなもんだろう」と思ってはいけない、ということですね。それに、こういった「娯楽」方面のことも、これまで行ったことのないものに行ってみると思っていなかったような楽しさがあったりしますね。
投稿者 八木国際特許事務所